アーシャからの挑戦状――それが、バトルファック2本勝負だった。ケンヤは、病弱な弟の治療費を稼ぐために格闘マッチングサイト「Beat!」に参戦している新米格闘家だ。幼少期に空手をかじった程度で、本格的な喧嘩の経験は乏しい。とはいえ肉体労働のバイトで鍛えた体力は十分で、自分でも気づいていないマゾの気質を秘めている。そして、何より巨根の持ち主でもある。
一方のアーシャは、ヨガとレスリングを融合させたヨガレスリングの達人だ。驚異的な柔軟性と強固な体幹を武器に、鞭のようにしなる脚での打撃や、あらゆる姿勢から関節技・●め技を繰り出す。さらに全身に塗られた特製アロマが汗とともに染み出し、相手の理性をじわじわと奪っていく。なかでも必殺技は、柔軟性を活かして太股を腕のように相手の首に巻き付け●め上げる「スリーパーシザーズ」。どんな相手でも●め落とす脱出不能技で、プロ格闘家すら対処法を見つけられていない。
そんなアーシャが、開幕からケンヤに媚●の粉を吹きかけてきた。身体の奥底から理性を溶かしていく感触に、ケンヤは抵抗すればするほど深みへと落ちていく。柔軟な四肢に全身を絡め取られ、アーシャの匂いと絡みつく身体から逃げ切る術はあるのか。彼が果たして、この戦いから脱出できるかどうか――その行方に注目だ。
ちなみに、本作をより楽しみたい方は「Girls Beat! vsアーシャ」もご覧いただきたい。格闘家同士を引き合わせる「Beat!」は、独自のAI技術で同程度の実力者を紹介し、対戦場所まで提供してくれる。男性格闘家には高額な登録料がかかるが、女性格闘家は無料。女性側が相手を指名できるシステムや、男女格闘戦では女性側が条件を決める権限を持つため、やや女性優位の設計だ。運営主は女子プロレス団体「タナトス」。本編18ページと表紙1ページ、イラストはトッポギ様、企画・脚本・原案はThe Nation of Head Scissorsが手がけている。